ICTを利用する現代社会で必要な利用者の見識についてです

24 Jul 2016

ICTの話題が盛り上がりを見せているのは、日本にとってその必要性が確実なものになっていることを指し示しているのです。昨今においては、インターネットを活用しない場面はないといっても過言ではありません。そんな社会に根付いてきているのが、ICTです。紆余曲折はありながらも、日本の成長を陰で支えてきたといっても過言ではありません。ビジネスシーンはもちろんのこと、教育や福祉医療の分野においても、その存在感を醸し出しています。

ロボットの開発が盛んに行われるなど、日本においても、次世代に向けた動きが活発化してきています。背景にあるのは、国家主導で進められているロボット社会や自動運転に向けての取り組みです。世界第3位といわれる経済大国の威信をかけてのテーマともいえるでしょう。そんな中において、ICTの格段の進歩は、ビジネス界においてもなくてはならないものとして脚光を浴びているのです。現状に満足することなく、一歩先を見据えての展開に期待の声があがっています。

多くのカテゴリーにおいて、ネットワークサービスの威力がもたらされている中、ICTを取り巻く環境においても、同様のことがいえます。現在のビジネスパーソンにとっては、スケジュール管理においても、ネットワークを駆使してのものになってきています。昔のように、ホワイトボードなどによって行き先を表示するような手間暇はなくなったのです。このように、利便性が高まることによって、人間関係が希薄になりつつあるという指摘をする人もいます。

ICTが大きく普及することによって、スケジュール管理をはじめ、ビジネスシーンにおいても、利便性や効率性が格段に向上しているというメリットがあることもまぎれもない事実です。しかしながら、その一方において、サイバー攻撃や情報漏洩問題、ネットいじめ問題などのマイナス面についても浮き彫りになってきています。大切なのは、利用者1人1人が、常に危機感を持ってネット社会を生きていくことです。情報を鵜呑みにすることなく、しっかりと精査することが求められます。